スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告 | page top
松井五敬遠の思い出
 このブログで何回も高校野球について書くたびに「松井の五敬遠について書かないとな」と思っていました。高校野球の歴史に残る事件について書かないのは逃げているというか、引っ掛かっている気がして。というわけで今日は松井の五敬遠について書きます。

 五敬遠があった日は、当時兄が赴任していた土地に家族で訪ねて帰って来た日でした。帰り着いてテレビを見たら、ニュースで大騒ぎしていて驚いたことを覚えています。

 改めて書くまでもなく、世間は「明徳卑怯、松井かわいそう」の一色でした。もちろん明徳を擁護する声も少しはありましたが。当時僕が思ったのは「プロはお金をもらってプレーしている以上、ファンが望む状況、場面から逃げたらいけないという意見はわかるけど、ノーギャラ、趣味でプレーしている高校野球に、ファンが望む状況、場面から逃げるなとは言えないんじゃないか」ということでした。あれから十数年、僕の中ではこれ以上の結論は出ていません

 これを勝負事として見てみると、前代未聞の作戦を立てて、勝った明徳は素晴らしいとしか言えないでしょう。勝負事は勝つことのみが善というのが真理ですから。ですが高校野球の場合、勝負事より結果は気にせず思いっきりプレーすることに比重が掛かるというか、そういう姿が見たくて高校野球みるよね。だから松井の五敬遠は大騒動になったと思います。

 松井の五敬遠を某動画サイトで見直しました。「勝負して欲しい」と絶叫するアナウンサー、ブーイングを叫びメガホンを投げるファン、泣きそうな顔でメガホンを振るスタンドの星稜の生徒と甲子園は異常な雰囲気でした。その中でふて腐れた態度を見せず冷静にボールを見て、バットを置いて一塁に歩く松井の姿にゾッとしました

 おそらく松井は「明徳のやっていることはルールの範囲内だからしかたがない。これで負けたとしても出塁した自分を返せない星稜の力不足」と割り切っていたんだろうな。あの日の甲子園で最も冷静だったのは、当事者である松井だったと思う。後に日本でタイトルを総ナメして、ヤンキースの主軸を打ってワールドシリーズでMVPを取る大物ぶりが出ていました。

 もう高校野球で全打席歩かせるバッターは出て来ないだろうな。というか、明徳の叩かれぶりを見て全打席敬遠するチームもないだろう。あの日は高校野球史上最初で最後の事件だったと言えるでしょうし、高校野球で大切なのは結果なのか、過程なのか?を永遠に問いかける日になったと言えるでしょう。
スポンサーサイト

テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

[2011/08/01 21:39] | 高校野球 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<久しぶりの勝ち | ホーム | 祝木村文紀初勝利>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://dai0711.blog113.fc2.com/tb.php/822-4b386706
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。