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悲しさ、嫉妬、皮肉
 「自腹でアマレスチームを作っていた大富豪が、自分のチームの選手を射殺した」となに?と唸る話と聞いて「フォックスキャッチャー」を見に行ってきました。

 一言で言うなら悲しい話でした。大富豪デュポンがアマレスチームでなにをやりたかったというと、馬を愛し、アマレスを下品と蔑んだ母親を見返したかったし、認めて欲しかったからですよね。デュポンがチーム名をキツネ狩りを意味するフォックスキャッチャーと着けているのも、馬に乗って行うキツネ狩りをやっていたであろう母親の影響が大きいという暗示だろうし。

 選手を射殺したのも、母親は死んだから認めてもらうことができないし、母親に越えるために必要だったソウル五輪での金メダルが取れなかったからこその破滅と読みました。デュポン自身は「コーチは選手の父親的な存在」と語っていますが、チームでコーチ役、父親役を担っていたのは射殺した選手というのにもデュポンの嫉妬が混じっているとも読みました。

 デュポンは「今のアメリカにはヒーローが必要」と語っていますが、「USA」コールを浴びるのはかつて「こんなの信じられない」と引いて、嘲笑していた総合格闘技のリングに上がった元フォックスキャッチャー所属の選手というのも皮肉です。悲しさ、嫉妬、皮肉と悲劇そのものを見た思いがします。

 予習しないとと思って、ベネット・ミラーの過去作品「カポーティ」と「マネーボール」も見ましたが、ドキュメンタリー的に淡々と撮りますね。本作と合わせると全て実在した話なので、次はオリジナルを撮って欲しいなと。コメディのあとに、痴漢冤罪、終末医療をテーマに撮った周防正行という前例があるので、次作がコメディでも驚きません。
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[2015/02/15 20:35] | サブカル | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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