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現代版仁義なき戦い
 前々からNFLは「世界で最も成功しているスポーツビジネス」と聞いていたので、「ドラフト・ディ」を見てきました。序盤でGMってやるもんじゃないなと思いました。ドラ一を誰にするかだけで頭が痛いのに、オーナーから「スプラッシュ(お客さんを沸かせられる攻撃的な選手という意味でしょう)を浴びせられる選手を取れ」と圧力を掛けられて、監督からは「QBは選手がいるからいらない、そもそも有望株を取るために向こう三年一位指名権を渡すなんて馬鹿げている」と突き上げられて、正QBを張っている選手からは「俺がいるのになぜQBを取る?取るなら出て行ってもいいんだぞ」とキレられるし。これじゃ彼女が妊娠しても、「今日だけは喜べない」というヒドイセリフを吐くのもわかります。

 おそらくGMに向いている人は周囲の顔を立てながら、自分の意見を通す調整型の人なんだろうな。「俺の言うことを聞け」と独裁的にやれるのはビリー・ビーンみたいに誰もが認める圧倒的な実績を出した人だけだろう。

 NFLのドラフトって、弱いチームから指名する完全ウェーバー制なんだけど、指名権をトレードできるのがGMの腕の見せ所だろうね。例えば松坂、田中、藤浪のような初年度から10勝以上挙げられる甲子園スターがいたら最初の指名、全体一位になることが目に見えますが、来年以降のドラ一指名権とか現在所属している選手を譲る代わりに指名順を変えてもらうことができるわけです。

 そこに駆け引きが発生すると。見ていてこれは頭を使った仁義なき戦いだなと思いました。つまりルーキーを取るときルールをいっぱい作ると駆け引きが出来るから、見ていて面白いし、「あのクラスを取るためには来年度のドラ一指名権を譲ってもかまわないのに」とファン同士で語り合えるし、「わざわざドラ一指名権を譲って取ったルーキーはなにもの?」とプレーする前から興味が湧くしと興行、エンタメ的にもよく出来ています。NFLドラフトの仕組みを作った人は天才だな!

 向こう三年分のドラ一指名権を譲ってもらって狙っていた選手を指名しないことで、ドラフトに混乱が起こるところは面白かったです。「補償を出したのに取らないのは知らない欠点、もしくは問題があるのでは?」と考えて他球団も指名を見合わせますし、「元々QBを取る予定がなかったのに、取れと言われても」という理由もあったのでしょう。こういうところが駆け引きだよねえ。

 NFLドラフトのいところは会議中の指名する選手を決める10分間でも駆け引きができるところです。思わぬ事態にとまどっているGMに、「向こう三年のドラ二指名権を譲るからドラ一指名権を譲って」と誘うところは悪魔的なものを感じました。どうやらNFLの世界ではお人よしの類の人間は生きていけないみたいです。

 見ていて面白かったのはドラフト会議そのものがショーアップされているところですね。雰囲気がアカデミー賞の会場みたいでファンに開放しているNPBドラフトの比じゃないです。「NFLはエンタメの世界なんだから楽しまないと」ということでしょうね。指名される選手も会場の控室にいるのは驚いた。なんでも控室でユニフォームを渡されて笑顔で写真撮影されるのも珍しくないとか。

 NPBドラフトもこんな風にやらない?前に挙げた松坂、田中、藤浪クラスが取れるなら翌年のドラ一指名権を譲ってもかまわないし。全体一位を巡って六位チームと熱い交渉、駆け引きというのも見て見たいような。

おまけ

 最近映画熱が戻っていまして、二月は「フォックスキャッチャー」、「アメリカン・スナイパー」を見るつもりです。だんだん映画の話題が増えていって、野球ブログから映画ブログに変わるかもしれません。元々のブログの主旨が「自分の書きたいことを好き勝手に書く」というものなので、映画ブログになるのも一興かなと思います。
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[2015/01/31 22:13] | サブカル | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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