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野球界より厳しい世界
 前々からインタビュアー・吉田豪が好きです。でも一冊の本として読んだことがないので、「元アイドル!」を借りて読みました。昔も今もアイドルに興味がない僕が読んでも面白かったので、アイドルが好きな人が読んだらもっと面白く、ならないだろうね。内容が内容だし。

 薄々は聞いていましたが、「芸能界の賞レースはで決まる」ってホントだったんだ。当事者であるいとうまい子の証言を聞くと生々しくて笑えませんでした。例えるならプロレスには脚本があるということを、当事者であるミスター高橋から聞かされるようなものです。

 「写真に撮られたとき、韓国のホテルに缶詰めにされた。帰る日取りも伝えられなかった」という安原麗子の証言には驚きました。いきなり韓国のホテルに監禁されて、帰る日取りも伝えられなかったら、「もう写真に撮られるようなことはやりません」と僕だったら泣きながら土下座すると思う。

 宍戸留美の「事務所辞めてフリーになったら、各方面に圧力掛けられて仕事ができなくなった」という話を聞くと、芸能界は怖いとしか思えません。野球界にはMVP、新人王、ベストナイン、ゴールデングラブと投票で決まる賞に金が動いたって話は聞かないし、写真に撮られても試合には出られるし、球団を辞めても圧力掛けられて他球団でプレーができなくなったという話を聞かないので、野球界より芸能界の方が厳しいかもしれない。

 「テレビに映らない部分でADが怒鳴られたりブン殴られたりしても気にせず笑顔をキープし続けるアイドルなんて、最初から壊れている『天然』か、根性が据わっているタチの悪いタイプしか存在しないので、精神的に壊れても当然」というあとがきが全く笑えなかった。「写真に撮られても有名税と言われるが、収入と比べると税率はあまりに高すぎる」ともあるので、アイドルとは過酷な商売だと思わざるを得ません。

 吉田豪自身、岡田有希子、堀口綾子と自殺したアイドルが好きだったので、何か自分でもできることはないか?と考えた結果、あえて「精神的に壊れて、克服したか」という聞きづらいことをあえて聞いたのがこの本だとか。つまりこの本は吉田豪が、アイドルと自分を救うために作ったんだ。これを作るためには見たくもないものを見ないといけないし、思い出したくないものを思い出さないといけないので、吉田豪とアイドル達の覚悟に支えられた一冊と言えます。

 読んでいて、「10年後ぐらいに、AKBとかももクロの子に同じことを聞きたいな」と思った僕は罰当たりですね。
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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

[2014/02/11 20:38] | サブカル | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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