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今年いちばんよかった本
 今年読んだ本のベストを決めようと考えたら、すぐに「4522敗の記憶」が浮かびました。笑うしかないチームの惨状を笑わず、「なぜここまで堕ちたのか?」を真摯に突き詰めた、村瀬秀信の姿勢には頭が下がる思いです。改めて、ノンフィクションは技術ではなく熱意で書くのだと思いました。

 誰もがスルーする後漢中期や五丈原以降を丁寧に描いた、宮城谷昌光の「三国志」も心に残りました。後継を入れ替えて、呉を混乱させた孫権の晩年のひどさや、曹丕以降は短命政権ばかりで、司馬氏に乗っ取られた魏を見ると、「なにもせず、国を混乱させないだけ、劉禅はよかったのでは?」と思ったぐらいです。三国志は宮城谷昌光と王欣太で決まりだな

 ワーストというかガッカリだったのが、高村薫の「冷血」でした。事件の始まりから判決、死刑まで書くのが主題だったと思いますが、全く共感できないんですよね。犯人が後悔しているのが、一家を殺したことではなく、「創設されたイーグルスの試合が見れない」とか「弁護士を通じてじゃないと『餓狼伝』の続きが読めない」じゃどうしようもありません

 そもそも、合田を出す意味が見えない。合田は事務的に仕事をこなす本作より、会議は怒鳴り合いで、シマを荒らしたと他の部署の人間にボコボコにされる「マークスの山」とか「照柿」とか「レディ・ジョーカー」の方がイキイキとしてたぞ。

 来年もいろんな本を読みたいな。ノンフィクションとミステリ以外にも範囲を広げたいと思います。
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テーマ:書評 - ジャンル:本・雑誌

[2013/12/24 23:07] | サブカル | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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