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深くて重い一イニング続き
 昨日の読書感想文を読み返して、重大なことに気づいた。主人公、有原のことをなにも書いていない。9回の20球を見ていた人たちのドラマであると同時に、有原のドラマでもあるのに。僕は書評家にはなれないな

 読んでいて、有原に感情移入できないというか、ムカついて来るんですよね。「緊張しないからファンが少ないのがいい」なんて読むと「8回までノーヒットノーランに抑えているから、もっと自信を持て」と言いたくなるし、語り手のほぼ全員に、「必要以上にマウンドを均している、神経質になりすぎ」なんてダメだしを喰らうし。

 全く頼りなく、主人公に向いてなさそうな有原がカッコよく見えるのが、ラストの20球目。高校時代の監督が、「『今のままだとプロは難しいから、まずは大学に行った方がいい』と言ったのに、なぜプロに入った?我を通す性格じゃないのに」と疑問を持ちますが、有原が「子供のころからスターズに憧れていたから」という極めてシンプルな答えを出します。

 ラストボールの20球目は「最高のボールを見せてやる」と力で抑えて終えるし。最後の最後で覚醒する主人公って初めて観た。見ている人のドラマと有原自身のドラマを両立させた堂場瞬一はお見事です。

 有原の未来が見たくなってきた。沢崎の指摘通り、ノーヒットノーランの幻影を追って苦しむか、ラストボールの感触を忘れずに、エースに成長するのかどっちだろう。「20」を読み終えたばかりですが、スターズ三部作は終わらせないで欲しいです
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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

[2013/12/17 21:53] | サブカル | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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